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K4-GP(軽自動車 富士10時間耐久レース)に参戦して来ました!


  • 8月13日(月)&14日(火)の日程で、マッドハウス主催の『K4-GP』に参戦する為に、富士スピードウェイ(静岡県)に行って来ました。

    当社としては、去年から参戦させて頂いている『K4-GP』ですが、軽自動車ベースのエンジンを使用し、使用燃料上限を設けた、エコランの要素も組み合わせた耐久レースイベントです。

    当レースの主催者マッドハウスさんは、多種のレースを長年されている経験を生かして「安全で、楽しく、安価に」より多くのエントラントの方達が楽しめるようなレースが出来るよう、当イベントを企画されているようです。このイベントに賛同するスタッフさんや、エントラントの中には、S-GTチームやS耐チーム、往年のドライバーさん達なども数多く含まれ、軽自動車だからと言って、決して侮る事の出来ない耐久レースだと思います。そして、マシンのレギュレーションにも遊び心が多く含まれ、安全性と燃料タンクなどの不正を認めない以外は、非常に多い自由な改造箇所に、作り手の側の楽しみも多く残されています。

  • 今年も、ミラジーノ#156(NA車輌)と#157(ターボ車輌)の2台を持っていきました。

    もちろん、去年のままの仕様ではなく、エンジンフルオーバーホール(ついでに圧縮アップ、ポート加工など)、ミッションオーバーホール(ついでにギア比変更)、室内快適性アップなどを追加しました。

  • そして、もう一台がこちらの#161です。

    車体は「ザウルスJr」と言う、ニスモ製のジュニアフォーミュラ車輌に、オースチン・ヒーレー(通称カニ目)と言うイギリスの旧車を模したボディを被せたマシンです。

    こちらの車輌は、オーナー様から当レースの5週間前に「違う所に依頼してたけど、間に合いそうも無いから手直しお願い!」との事で入庫しましたが・・・(汗)あまりの出来の悪さに、手直しどころではなくなり、ほぼ1からやり直しとなりました(涙)お陰で、またもやレース前の10日程は毎夜、明け方まで車輌製作を続け、富士入りした13日早朝もまだ続きをするという強行スケジュールとなってしまいました。

  • 日程的に、外装の完成までは手が回りませんでしたが、室内など細かい所まで手を入れました。

    今回は、この3台のレースサポートと、私は今年も監督&エンジニア&メカニック&ドライバー&雑用と・・・5足のわらじを履いて、色々と動き回って来ましたw

  • 13日(月)は搬入の後、10時から12時までの2時間の『フリー走行』が有りましたので、この時間を使って#156はECUの再セットアップや、新たに加わったドライバーさんをメインに、全員がマシンに馴れる為の走行を重ねました。

    #157も順調に周回を重ね、この走行がシェイクダウンとなる#161は、走行&PITINを重ねつつ各部のチェックを行います。ここで初期のトラブルが少し発生しますが、夜のメンテナンスで、ほぼ解決しました。

  • 14日(火)は『決勝レース』です。

    今年の#156のドライバーラインナップです。

    GTドライバー坂本選手&S耐ドライバー藤村選手&WEST代表 植田選手&私の4人に、GTドライバー吉田選手&S耐ドライバー小泉選手が加わり、より強力な布陣で10時間を戦いました。

  • 変則ルマン式(コース逆側から走ってきたスタータにより、フロントガラスに張られた目張りを剥がした後、スタート!と言う当大会名物のスタート方式)のスターティンググリッドに並んだ車輌の数々。会場のアナウンスでは参加台数が148台という事で、この眺めです!!

  • そして、うちの#156は・・・後ろから6台目!?(予選が無いので、毎戦のスターティンググリッド位置を、どう決定しているかは不明ですw)という事で、143位からのスタートを、坂本選手にステアリングを託しました。

  • そして、変則ルマン式スタートのスターターは、これまた当大会名物の「レースに相応しくない格好のコスプレをする事」って事で、私の好みのみで買ったこの衣装でw

    ちなみに、この衣装はレース後に行われた「仮装賞」の6位になり、トロフィーも貰いましたよ!

  • そんな中、雨のレースがスタートされます。

    無事にスタートをしましたが、4LAP目から突然の無線の不通状態に。何度も通信を試みますが、反応は有りません。仕方が無いので、サインボードで状況を知らせます。これでは、細かな指示や作戦が立てられずに、私の中でかなりの焦りが出始めます。そんな中でも、坂本選手は素晴らしいドライビングで、14LAP目にはポジションを5位まで、一気に上昇させています。

    18LAP目に無線が復活!どうやら無線ジャックが何かに引っかかって、外れかけていたようです。それを坂本選手が、走行中に繋げ直して事なきを得ます。

  • そのまま順調にLAPを重ねて、スタートから2時間20分程の47LAP目にPITINして、小泉選手にドライバーチェンジをして、マシンをコースに戻します。

    小泉選手も素晴らしいドライビング&燃費走行で、ポジションを4〜6位をキープしてくれています。途中バックモニターの接触不良のトラブルは有りますが、走行には問題有りません。この辺りから雨も止み始め、荒れたレース展開となりましたが、淡々とLAPを刻みつつ、こちらも2時間程の走行後、89LAP目にポジション4位でPITIN。1回目の給油を済ませて、藤村選手へドライバーチェンジをしてコースへ戻します。

  • その頃まで順調にLAPを刻んでいた#157は、リアから追突されて、PITでの修復を余儀なくされポジションを下げます。#161はECUに進入した雨によって、不具合が発生してこちらも修復の為にポジションを下げつつ、その後は2台共に順調にLAPを増やしていきます。

  • 藤村選手の2時間半程の走行中に、またも無線が途絶えます。どうやら今回は無線のバッテリー切れのようです。今回は無線トラブルの際の作戦を伝えていましたから、焦らずにサインボードで指示を続行します。この間に2回目の給油を挟みつつ、ポジションを6位で140LAP目に最後の給油を済ませて、植田選手にドライバーチェンジ&無線バッテリーのチェンジもします。

    その後は数LAPで、またも無線が途絶えますが、159LAP目に吉田選手にドライバーチェンジの際に、無線の修復を済ませてレースのラストを託します。

  • 今回の10時間耐久レースは、NA車輌で75リットル、ターボ車輌で85リットルまでという、非常に厳しいガソリン使用制限がありますので、ほんの少し残ったガソリン残量で、チェッカーまでマシンを進める為に、私の色々な回転制限や指示を遂行していた吉田選手ですが、レース終盤に「当てられたー!!」と無線が。レースには大きな問題は有りませんでしたが、GTレーサーですから、避けないとって事で懺悔の意味で写真アップw

  • ラストチェッカー前には、燃欠状態が出るようになり、なんとか残り1周!って所で、10時間が経過します。が・・・総合1位のマシンがストレートになかなか現れません。このままでは、もう1周となってしまいますので、無線でトップ車輌に抜かれるように指示を出します。

    止まるようなスピードにまで落とさせて、なんとかトップ車輌を追い越させ、すぐ後ろでチェッカーを受けて5位でなんとか完走は果たします。

    その後は・・・1コーナーのクリップ付近でガス欠で力尽き、スタッフの方に分けてもらったガソリンで、なんとか戻って来れました。

    その頃には、2日間の悪天候でずっと雲に隠れていた富士山が、嘘のように綺麗に姿を現せていました。

  • #156に搭乗予定の私でしたが・・・入賞圏内に残るのに、かなり厳しい展開を予想し始めたレース中盤に、#156を諦めて#157に搭乗して満足してましたw

    #157も#161も無事に完走を果たせて、チーム皆で笑顔で写真を撮る事が出来ました。

    今回も非常にタフなレースとなりましたが、皆さんお疲れさまでした!!