近畿運輸局認証工場
近運整認大 第114245号

オートバイの移動販売
求人情報

イベント情報

マッドハウス主催 K4−GP(富士 8時間耐久レース)に参戦致しました。


  • マッドハウスさん主催の軽自動車耐久レース『K4-GP』に参戦する為に、2月5日(日)に富士スピードウェイに行って来ました。

    こちらのイベントには2011年の夏に参加していますので、今回で2回目の参加となります。

    前回の夏大会との違いは@10時間耐久から8時間耐久に時間が減っている事A夏大会ではオートマ、NA車、ターボ車、なんでも有りクラスなど、マシンによってのクラス分けが有ったのに対して、冬大会ではマシンによってのクラス分けは無く、使用可能ガソリン量によって100リットル、80リットル、60リットルというクラス分けとなっています。

  • 夏大会と同じく#156はNA ミラジーノです。

    見た目はあまり変化が無いのですが、カーボンボンネットや、ポリカーボネートガラスなどで軽量化を施し、ミッション(ギア比)の適正化、そして耐久レースでは非常に有効な「無線」を今回から導入しました。

  • #157はターボ車のミラジーノです。

    こちらも見た目はあまり変化が無いのですが、カーボンボンネットで軽量化を施しつつ、ミッション(ギア比)の適正化、エンジンオイルパンの拡大加工、追加メーター、マフラー、インタークーラー加工など、地味に進化しています。

  • 冬の耐久イベントという事で、雪の心配もあったのですが、当日はこの時期には有りえないほど暖かく、絶好のレース日和となりました。

    が・・・日照時間の短い冬に、8時間もの耐久レースをする訳ですから、朝が非常に早く4時に受付→5時にゲートオープン&車検など→7時にはコースイン→8時レーススタートという非常にタイトなタイムスケジュールです。

    私は前日の4日(土)夕方には富士入りし、楽しい飲み会を経て、早めの就寝のハズが・・・ベットに入ってから、レース中の作戦や燃費計算などが妙に気になり始め(汗)ほぼ徹夜で計算をして過ごしてました(涙)


    そんなこんなで始まった8時間耐久レースが「レーススタート!」を迎えます。

    こちらのイベントは予選はなく、コースイン後に追い越し禁止のセーフティーカーに先導され、タイヤを温める為に5周回の走行後、そのままローリングスタート方式によって、レースがスタートされます。(ちなみに#157は88台中の真ん中あたり、#156は70番手位からのスタートです。)

  • マシンによってのクラス分けのない今大会、非力なNA車輌で勝機を見出す為には、燃費の良さを最大限に使ったPIT戦略に賭けていました。

    と言うのも100リットルクラスの中でも、NA車輌の最低給油回数は3回、ターボ車輌は4回、写真のようなR車輌(なんでも有りクラス)は5回ないし4回というハンディが有りましたので、車速で劣るNA車輌がターボやR車輌に対して有利になるチャンスは・・・・!? 4人のドライバーで3PIT、8時間=1人2時間というロングスティントでの作戦しか無かったのです。

    うちの#156は、まずは坂本選手からのスタートをお願いし、私はこの間に#156&#157のエンジニア兼メカニックとしてデータを収集します。

  • レーススタート後、1時間も経過してくれば隊列もバラバラになっていきます。

    #156は順調にLAPを重ねて行きポジションを6位→5位と上げていきました。坂本選手に無線でマシンの様子&ドライバーの調子を聞きますが、かなり余裕がありそうな返答に、さらなるジャンプアップを指示します。

    #157も調子が良くポジション16位あたりに付けています。

  • お友達チームの#161がPITに入って着ましたので、手伝いをしつつ・・・温間時のタイヤエアーを確認。(いきなりのレーススタートですので、冷間時のエアー圧をだいたいの想定値でコースに送り出しましたので。)

    少し、想定より高めのエアー圧になっている事を、コースにいる#156に無線で教えます。

    このカンニングによりw次回のPIT INの時に#157&#156ともにエアー圧を落とす作業をスムーズに出来ます。

  • レースは2時間を越えてきた頃、#157は2回目のPIT INを終えて燃費が思ったより悪いので、回転を落とすように指示します。

    この後に、横転車輌などの回収の為にSCが導入されました。私は#156の坂本選手のペースが良いので、もう少し引っ張りたいと思い、無線で「あと30〜40分ほど大丈夫ですか?」と聞いたところ、「全然、余裕〜♪」との答えが返ってきたので、追い越し禁止のSCがコース上にいる内に、1回目の給油のみを済ます作戦に切り替えました。

    この時、#156は1位&2位とタイム差は10秒以上あるものの、ポジション3位に付けています。

  • 結局、スタートから3時間ほどの超ロングスティントを経て、#156はポジション2位〜3位でPIT IN。

    ドライバーを坂本選手から、藤村選手に交代させます。先ほど給油を済ませていますので、ドライバーチェンジのみの単純作業でマシンをコースに戻します。

    そして、ここから約2時間のロングスティントでLAPを重ねている間、2位を走っているR車輌がLAPタイムは非常に速いのですが、PIT(給油?)の際に、3LAPくらい追いつく傾向にある事に気付きます。

  • 4時間半を経過した頃、#156藤村選手から「ガソリンが少なくなって来ました!」との報告に、給油のみのPIT INを指示し、そのままコースに戻します。

    #157は、燃費運転に徹してもらいながらも順調に給油&ドライバーチェンジを経て、LAPを刻んでいます。

    5時間半を経過した頃、#156はここで最後の給油を済ませて、藤村選手から植田選手にステアリングを託します。

  • 6時間を経過した頃には、植田選手から「ガソリンが残り10リットルほどの位置にメーターが・・・。フロントタイヤがもうヤバイかも・・・?」と無線が入ります。ここで私は最後の燃費計算などを済ませて、#157のラストドライバーに「ガソリンは計算上は問題ない。あとはメーターを見ながらペース配分よろしく!」と伝え、メカニックには#156のPIT INの際にタイヤを見てタイヤ交換をするかどうかの判断を任せて、エンジニア兼メカニックから、ドライバーに変わる為の着替えをし始めます。

  • 6時間半を経過した頃、PITにて植田選手から私へ、最後のドライバーチェンジをします。どうやらタイヤも交換するみたいでジャッキが上がっていますので、焦らずに準備をしてコースに入ります。

    交換したてのニュータイヤが、なかなか暖まらないので慎重にLAPを刻みつつ、現在のマシンの状況&コース上の状況を把握していきます。

    ・・・!?ガソリンやばいんじゃないの?と思いますが、まずはタイヤを暖めてペースを上げていきます。

  • 5〜6LAP位でタイヤも私もコースに慣れてwLAPタイムが安定してきた頃、ガソリンメーターから推測すると、残燃料が5リットル位!?この状況を無線でPITに伝え、回転をセーブして燃費走行に切り替える事も伝えました。

    PITで無線を託している坂本選手からは、冷静に今の状況と、後ろから追い上げてくるマシンとの差などの情報が入って来ますので、安心しながら、かなりの燃費走行をしつつ・・・悪い癖ですが計算を始めます。「残り時間が40分で〜燃費がこの回転数ならこの位で〜ラップタイムがこの位なら、あと何周走って〜って事は後3リットル残っててくれたらいけるかな〜」などどブツブツ言いながら走り続けます。

    (レース後に確認したタイヤですが、結果的にタイヤもかなり厳しかったみたいで、PITストップのロスを恐れて交換を避けたかった私の意見など無視で、交換に踏み切ってくれたメカニックに感謝!!)

  • この間にPITでは、現在2位の私達のチームと、後ろから追い上げて来るチームとの差を計算してくれて「このまま一度PITに止めて、数分後にコースインしてチェッカーを受ければ、順位は守れると思うよ!」という無線の指示に従って、一度PITに入ります。

    私個人の意見としては、PITに一度マシンを止めて、レース終了を待つと言う行為は、エンジニアの計算足らずが招いた事だと思うので、出来れば避けたかったのですが・・・。今回は本当にいつ止まってしまうかが怖かったのと、やはり良いポジションのままレースを終了したかったので、こういう作戦に出てしまいました。・・・一応、止まらないという自信のある計算は持っていましたけどね(今更w)

  • 1位のマシンの位置関係を見ながら、再度コースに戻って1周を噛み締めながらも燃費走行に徹して、8時間のレース終了を迎えました。

    #157も無事に完走です!!

  • 結果は総合2位という、今のマシンのポテンシャルから言えば、最高過ぎる奇跡的な結果です。

    ちなみに総合1位は、本来なら5クラス(なんでも有りクラス)の由良さんところのチームで、2位がうちで2クラス(NA車輌)、3位が3クラス(ターボ車輌)と、バラバラのクラスからのマシンが並びました。これは、お互いのチームが大きく違うマシン特性を、フルに使って走りぬいた面白い結果となりました。

  • 当大会には、去年の夏から参加してクラス6位、2回目の参加の冬に総合2位という素晴らしい結果が続いていますので、次の夏も!!という淡い気持ちはありますが、耐久レースはそんなに甘くはありませんし、勝ち逃げするつもりもありませんので、夏までにマシンも人間も進化を続ける事になりそうです。

  • 気になるガソリンの残量ですが、#156は1リットル。#157は6リットルでした。まだまだ、もう少し詰めたレース展開が出来たようですね。